(ゴールデンデリシャス) については果肉を柱状に整形し, マンゴーについては切り出さずにそのまま
用いて, 糖度とリンゴ酸の予測を試みた. 2 種類の多変量解析によって, 波長 1400-2000nm の log
(1/R) と液体クロマトグラフ法で測定した糖度及びリンゴ酸濃度との間の回帰式を決定した.
ステップワイズ法で得た較正式を用いて, 果実糖度とリンゴ酸濃度予測の可能性について検討した.
その結果, 予測値との相関係数は 0.9 以上, 予測値の標準誤差は 0.44% 以下であった.