ユーザを惹きつけ雑談時間を継続するため, ユーザの状況に応じて, システム側が話題提示モード” 話し手” と, 傾聴モード” 聞き手” を切り替える対話戦略を提案している. 話題提示モードでは, テキストコーパスから話題キーワードを抽出し, その関連語彙からなる “話題辞書” を作成し, 発話文テンプレートを用いて, ユーザに問いかけるネタ振りの発話を行う方法を提案した. 本提案手法で生成した発話文 40 文中 70% で 「日本語として自然」 との主観評価が得られた …