身体知研究を支える理論・方法論

古川康一, 諏訪正樹, 日髙昇平 - 人工知能, 2017 - jstage.jst.go.jp
が容易には思いつかない点である. もし容易に思いつくのであれば, 指導者は不要であろう. さらに,
こつがなぜ有効なのかの説得力のある説明が容易には得られないという問題もある. 一方 …

Rolf Pfeifer, Josh Bongard (著), 細田耕, 石黒章夫(訳)「知能の原理-身体性に基づく構成論的アプローチ-」

三河正彦 - 知能と情報, 2011 - jstage.jst.go.jp
知能には身体が必要不可欠であるという身体性という考え方が提案されて約 20 年になる.
本書においても, 身体という物理的実体がまずあり, そこから知能が生み出されるという新しい視点に …

[PDF][PDF] 身体性による知能の発現(認知・行動の基底としての力学と論理, 研究会報告)

浅田稔 - 物性研究, 1998 - repository.kulib.kyoto-u.ac.jp
知的人工システムの構築に [身体] が必要であることは, 最近, 人工知能や計算機科学の研究者に
認知されつつある.[身体] を持つこよによる外環境との相互作用が可能になり, これが [知能] …

身体的「知」 の進化と言語的「知」 の創発(< 特集> 知の起源)

岡ノ谷一夫 - 人工知能, 2003 - jstage.jst.go.jp
今回の特集は 「知の起源」 である. なぜ人工知能学会が 「知の起源」 特集を組むのか. 推測するに,
人工知能学会の会員の間では人間が 「知的」 であることが前提であり, 人間が知的なのはどのよう …

人工知能研究の過去・現在・未来――人工知能から人口知能へ

寺野隆雄 - 日本物理学会誌, 2019 - jstage.jst.go.jp
抄録 人工知能の研究は, 人間の知的な行動を人工的に (計算機上で) 実現しようという試みから
始まっている. ここで問題となるのは 「知能」 とは何かが定義されていないことである. その結果 …

人工知能研究の方法(< 特集> 一人称研究の勧め)

堀浩一 - 人工知能, 2013 - jstage.jst.go.jp
人工知能研究の目的を無理に一言でいうならば, それは, 人工知能をつくることである.
論文を書くことではない. 人工知能研究の成果は, 出来上がった人工知能である. 論文ではない …

生物学の機能概念オントロジー(< 特集> 開発されたオントロジー)

高井貴子 - 人工知能, 2004 - jstage.jst.go.jp
1・1 ConceptualBiology 最近生物学では 「ConceptualBiology が必要だ」 といわれている
[Blagosklonny02]. 生物学者はこれまで概念を生成してきた. しかしこれからの生物学者は …

「気流れる身体」 から認知科学への提言

野村幸正 - 人体科学, 2009 - jstage.jst.go.jp
The Proposition from 廿he Point of 廿o Cogni 廿ive Science Page 1 Society for Mind-Body
Science NII-Electronic Library Service Soolety for Mlnd Body Solenoe 人体科学 i8 − (1); 69 …

人体科学の将来を考える: 科学方法論と無意識の心理学

湯浅泰雄 - 人体科学, 2001 - jstage.jst.go.jp
人体科学の将来を考える Page 1 Society for Mind-Body Science NII-Electronic Library Service
Sooiety for Mind Body Soienoe 人 体科学 10一 : 3 − 20,2001 <総説> 人体科学の将来を考える …

身体知としてのexpertise: 創造的なプロセスにおける議論

諏訪正樹 - 人工知能学会全国大会論文集, 2004 - jlc.jst.go.jp
Expertise は従来, 認知主体とは切り離して表現できる, 単体の言語的知識として扱われることが
多かった. しかし, エキスパートシステムの失敗はこの考え方の限界を物語る …